バタフライは力任せではない
バタフライは力任せに泳いでいるように見えますが、上手な人はそんなに力をいれていません。
幼稚園児でも軽々と泳いでいる子はいますので、力はあまり必要としません。
フォームとタイミングが一番大事で、タイミングが合っていないと力が入ります。
水面を軽くうねってプルをして、キックはどこで打ったらいいかのリズムですね。
一番難しいところが、手が上にあがってこないことでしょう。
なぜ上がってこないのか、私などにさえよく聞かれます。
正しいフォーム、正確なタイミングをイメージしながらの練習が上達への第一歩です。
手と足とのタイミングで、私は足のド〜ン、ドン、ド〜ン、ドンに手を合わすことで泳いでいます。
初心者の方は、体や手が上がらないから、力一杯に掻き込むので余計に上がらなくなるのでは?
身体が浮いてくるときに合わせて、掻き込んでプッシュですね。
練習で上体が入水してから、次に浮き上がってくるタイミングにドンと合わせて、軽〜く掻いてみてください。
ようするに「両手クロール」と思って泳いでも良いのでは。
私もバタフライの練習をする時は、25m〜50mを何本かのうち最後の方が軽く泳げる感じがします。
タイミングが合ってきて、肩も回り、力が抜けているのでしょう。
還暦もとうに過ぎて、70歳が近づいた私でも100mは泳げます。
肩から力が抜けてタイミングが合っての事ですが。
初心者は、腰を上下に異常に動かしていますが、必要以上に腰を動かすことをしないことでしょう。
最初はイルカのように、うねりを教えられるから腰を上げすぎるのでしょうが。
水面をフラットにバタフライを泳ぐためには、腰のうねりより脚をうねらすイメージで!